今年の成果-学んだこと2019-

少し気が早いかもしれませんが、僕の興味は、もう2020年に向いてます。
「来年、何をやるのか?」「何もかもが想定外に良かった今年を上回れるのか?その必要はあるのか?」
そんなことを考え始めています。
そんな中、僕は2019年の「成果」をまとめて年末~2020年1月初旬にHPで公開しようと思っています。
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その中で、2019年に「僕が何を学んできたのか?」ということも発表しようと思っています。
具体的には、2019年に学んだ本を皆様にお示ししようと思っています。
そんなわけで、ちょっと振り返って調べてみたら、今年は以下のような本を読んできたことがわかりました。

①愛着障害-子ども時代を引きずる人々-
②愛着障害-愛着障害の克服-
カウンセリングの技法
カウンセリングの実技がわかる本
⑤こころを開く-カウンセリング入門-
⑥プロカウンセラーの聞く技術
カウンセリング第四版
⑧上手な聴き方が身につくスキル
⑨性依存-その理解と回復-
⑩性依存症の治療 暴走する性・彷徨う愛
⑪よくわかる依存症-アルコール、薬物、ギャンブル、ネット、性依存 患者と家族を救うために-
⑫言いづらいことをサラリと伝える技術
⑬上手に「NO」と言える人言えない人
⑭言いにくいことをハッキリ言っても好かれる人の習慣
⑮この怒り何とかして!と思ったら読む本
⑯夫がアスペルガーと思ったとき妻が読む本
⑰その他アダルトチルドレン関連書籍2冊
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正直、こんなにあったのか~って感じです。
しかも、まだ今年は1ヶ月残っているのに。
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こんなものを公表すれば、
「なんだ、この程度の本を読んでいるのか。たいしたことない奴だな」
と思う人は必ずいると思います。

でも、反対に、僕が、うちへやってくる人々のために懸命に努力してきたこと、ひいては自分の市場価値を高めるために努力してきたことを評価してくれる人もきっといると思います。

そんな方々に、僕の「思い」が通じたら良いな、と思います。



テーマ : メンタルヘルス・心理学
ジャンル : 心と身体

tag : カウンセリング

コミュニケーションが苦手とは

当方にいらっしゃる方の訴えることは、千差万別ですが、その中で、比較的多いもののひとつに「コミュニケーションが苦手なので、なんとかして欲しい」というものがあります。

そのような訴えは、当方の開業当初(2016年7月)からあったのですが、当時は、僕も、そういう場合に、どうしていいのかわからず、ただお話を伺うだけで、為すすべもなく、あまりお力になることができませんでした。

そもそも、「コミュニケーションが苦手」という方の抱えている問題の本質は千差万別なのに、「コミュニケーションが苦手」とひとくくりにしてしまうから、どうしたらいいのかもわからなくなってしまうのだということが、最近になってわかってきました。

それは、例えば「お腹が痛い」というだけでは、医師は診断することはできず、「どのあたりが、どう痛くて、それはいつ頃からか」等の情報があって、初めて医師も「それは食あたりだ」とか「盲腸だ」とか診断ができるようになるのと似ています。
「お腹が痛い」というだけでは、あまりにも範囲が広すぎて、それだけの情報では何も判断できないということです。

「コミュニケーションが苦手」という言葉も「お腹が痛い」という言葉と同じで、それだけでは、何もわからないのです。
そういう知識がなかったので、3年前の僕は、そのように訴える方を前にして、何もできなかったのです。

でも、3年間、色々学んできて、今は、ある程度、対応できるようになりました。

それを、ここで、ご説明します。

まず、「コミュニケーションが苦手」とおっしゃる方は、大きく二つに分けることができます。

第一のパターンは、何か、「根っこの問題」があるパターンです。
圧倒的に比率が高いのが、このパターンです。

例えば、自分に極端に自信がなくて、コンプレックスのかたまりのような方は、「常に他者は自分より上だ」と思っているので、他者と交わることは、自らのコンプレックスを刺激されることにつながることになります。
そんな状態では、その人は、他者との交流そのものが苦痛になってしまいますから、コミュニケーションが上手であるわけがありません。
そういう方が、なぜ「コンプレックスのかたまり」になってしまったのかというと、個々に様々な事情があり、例えば、「どんなにがんばっても、親はほめてくれることがなかった」などの過去の体験が影響していることが多いのです。
つまり、その場合、問題の根っこは「親がほめてくれない人だった」ということですから、そこの問題を解決しなくては、決して「コミュニケーションが上手」とはなりません。
うわべのテクニックだけを学んでも、役に立たないし、解決にはならないのです。

第二のパターンは、単にコミュニケーションの「技術」が不足しているというだけのパターンです。
その場合には、話は簡単で、コミュニケーションのテクニックを学べばよいだけなので、そんなものは、世の中にたくさんあると思います。
当方でも、そのようなプログラムを用意していますが、個人で書籍を購入して勉強するのもよいかと思います。
そうやって、ちょっと学んで頂き、実践して頂くことで、かなりの改善が期待できると思います。


大事なことは、自分がコミュニケーションが苦手だと思ったら、「その原因は?」と考えてみることです。

ご自身で考えてみてわからないという方がいらっしゃいましたら、ご相談にのりますので、当方までお問い合わせ頂ければ幸いです。




テーマ : 心と身体
ジャンル : 心と身体

採算度外視ではないです。

先日、ある方から、「お宅は採算度外視なのは・・・」というご指摘を受けました。

確かに、うちの料金設定は安いです。

カウンセリングの相場は、だいたい5,000円~8,000円なので、当方の1回1時間3,000円というのは、かなり安いと思います。

一部の自治体等の実施している「無料カウンセリング」を除けば、最安値なんじゃないかな?とも思います。

じゃあ、採算度外視なのか?というと、そんなことはありません。

ちゃんと、利益が出ています。
利益が出ている、というだけでなく、利益率は、世間一般に照らしてみても、かなりよい部類に入るのだろうと思います。
きちんとしたことは、年が終わったら、皆様にご報告しようと思っていますが、当方の原価率はだいたい25%くらいです。
これは、利益率だけでいうと、世界の一流企業であるGAFA(Google,Amazon,Facebook,Apple)と同等レベルです。
原価が安いから低価格でも高い利益率を実現できるのです。

なぜ、そんなに利益率がよいのか(原価が安いのか)と言えば、当方には家賃負担がないからだと言えます。

普通、カウンセリングルームの「原価」といえば以下の4つだと思います。

①家賃
②宣伝広告費
③人件費
④消耗品その他

このうち、①の家賃については、うちは自宅(店舗付き住宅)であるため、ゼロです。

②については、僕が昨年1年間で経験したさまざまな経験を活かし、当方のホームページに反映させることで、「より説得力のあるホームページ」を作ることができ、劇的に削減することができました。
具体的数字をいうと、2019年は2018年の3分の1以下の宣伝広告費で、昨年以上のお客様に来て頂くことができました。

③の人件費は、うちは従業員はいませんので、ゼロです。

④は、そもそも大した額ではありません。

という訳で、当方は他ルームよりも、圧倒的に原価が安いので、低価格でサービスを提供しても、最高レベルの利益率を確保できるのです。


僕には、あまり欲はありません。

僕は、今、50代半ば。

残りの人生は、「毎日、ビール3杯を楽しめればそれでよい」と思っています。
やりたいことはさんざんやって楽しんできましたし、かつての奥さんを含めると、何人かの女性ともお付き合いしてきて、もういまさら、いま以上のものは望んでいません。

いまさら、マイホームが欲しいとか車が欲しいとか、そんなものは、全くないのです。

今、僕の最大の希望は、「毎日、グラス3杯のビールを楽しむこと」で、

あとは、「僕を頼ってきてくれた人のために、全力を尽くすこと」だけです。

僕には、奥さんも子供もいませんから、もし、もうすぐ寿命が尽きてしまい、今、持っているお金が余るのなら、それは、めぐまれない子供もたちのために、全て寄付してしまおうかなって思っています。

そんな感じなので、うちは「採算度外視」でも営利主義でもないのです。

僕は、今、毎日が、とても楽しいです。

誰かの役にたっている、そんなことが実感できる、今、この時が、とても充実していて、この上ない人生です。

僕の頭の中には、「売上」とか「利益」とか「財産」なんて言葉はないんです。

ただ、日々暮らしていくことができて、なおかつ、うちへやってくる人達の「笑顔」をみることができるのなら、それでいいのです。

でも、そのためには、「採算度外視というわけにはいかず、最低限、ビール3杯飲めるだけの利益はいただきますよ」というだけのことなんです。



テーマ : メンタルヘルス・心理学
ジャンル : 心と身体

僕が推奨しない医師とは

僕は時々、「どこかいい病院を知りませんか?」と聞かれます。

そんな時、「ここがいいと思います」とはっきり答えられればよいのですが、実は、あまりきちんとお返事ができていません。

そんな時、僕がお答えしているのは、「泉谷クリニック」の泉谷先生は素晴らしい先生だと思っています」ということだけです。

僕は、泉谷先生のこの連載を読んで、一方的に、この先生に惚れこんでいます。
もちろん、先方は僕のことなど、全くご存知ないです。

ただ、僕が泉谷先生を皆さんにお勧めするには、2つ難点があるのです。

ひとつは、泉谷クリニックは、東京の広尾にあるという地理的な問題です。
当方のお客様は川崎・横浜地区の方がほとんどですので、広尾というと、少し遠いです。
心の病の治療には、月単位・年単位の期間が必要ですから、物理的に遠いと、患者の負担が、かなり重くなってしまいます。

もうひとつは料金の問題です。
はっきり言いますが、かなり高いです。
多分、かなり経済力がある方でないと負担できないと思います。
それは、たぶん「ぼったくり」なのではなく、そのぐらい料金を高くしないと、対応しきれないほどの患者が押し寄せることになるので、そういう料金設定にせざる得ないのだろうと思います。

ですから、川崎・横浜エリアで、信頼できる医師は・・・・というと、今のところ答えを持っていないのです。

「らーめんの食べ歩き」と違って、自分で試して歩くわけにもいかないので、これは難しいです。

ただ、以下のような医師はお勧めはできません。

①問診をほとんどしない
ほとんどの精神科・心療内科の医師が1回に使う時間は5分~10分ほどのようですが、それが、もっと極端に短くなっていて、「診察」をしているより「さばいている」といった感じで、患者の話はほとんど聞かずに薬を出す医師も存在するようです。
そういうところは、やはりやめた方がいいんじゃないかなと思います。

②機械的に薬を出す
①と似ていますが、特に病気の初期、つまり、ある程度、症状が落ち着くまでは、本来、薬の量や種類は微妙な「さじ加減」が必要なものです。
それなのに、毎回、患者の状態の確認も、ろくに行わずに、前回と同じ薬を機械的に処方する医師がいたとすれば、そういう医師も避けた方が無難です。
これは、ある医師が書いている書籍から僕が学んだ知識です。

今後、川崎・横浜エリアで、僕が「この医師なら信頼できる!」と思う医師が見つかったら、この場で、ご紹介させて頂きたいと思います。



テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

愛着障害の克服

皆さんは「愛着障害」というものをご存知でしょうか?

僕は、今年になるまで知りませんでした。

愛着障害」という概念を最初に、うちに持ち込んだのは、今年の5月頃、うちへACのセラピーを希望してやってきたお客さんです。
その時は、「愛着障害」という言葉は聞きましたが、その時点では、僕は、あまり気にとめていませんでした。

そして、9月になって、別のお客さんが、本を3冊持参してうちへやってきて、僕に「読んで欲しい」と言いました。
その中の一冊が、「愛着障害 子ども時代を引きずる人々 」岡田 尊司 (著)という本でした。

わずか半年の間に「愛着障害」という言葉が、2人の方から僕に伝えられたことと、その本を読んで、少し「感じる」ものがあったので、今、「愛着障害の克服」という本を読んでいる最中です。

愛着障害というのは、子ども時代に、親の愛情を得られなかったために、大人になって、様々な生きづらさを抱えている方達のことをさすようです。

つまり、概念そのものは、アダルトチルドレン(AC)とほぼ同じです。

概念はACも愛着障害もほぼ同じですが、この本の著者で、精神科医である岡田 尊司が著書で述べている「対処方法」は、当方がACの方向けに行っているセラピーとは、全くアプローチが異なります。

当方のアプローチは、ご本人のこころに直接働きかけ、その方を過去の呪縛から解き放すというものです。

これに対して、岡田 尊司氏のアプローチは、「親から愛情を受けられなかったのなら、親以外が「安全基地」になればよい」というもののようです。

「安全基地」とは、親とか親代わり(養父や養母など)のことで、簡単に言うと「その人にとっての、こころのよりどころ」みたいなもののことです。

つまり、「親の愛情が得られなかったのなら、親以外からそれが得られれば、その人は苦しみから解放される」ということのようです。

で、どうやったら、その「安全基地」になれるのか、というところを今、読み進めています。

うちは、ACにフォーカスした活動を行っていますが、当方のAC向けセラピーに、岡田 尊司氏のアプローチを取り入れることで、間違いなく「親の愛情を得られず、生きづらさを感じている人たち」を救済する方法の「幅」が広がることになるのだろうと思っています。

今は、まだ、この程度のことしか書けませんが近日中に、具体的に、はっきりとしたことを発表したいと思っています。

テーマ : メンタルヘルス・心理学
ジャンル : 心と身体

tag : 愛着障害 アダルトチルドレン

カラスは話し手が「白」だと言ったのなら「白」なのです。

僕の場合、初回の方にお話を伺う時には、ひととおりプロフィールを伺ったあと、

「で、今日は、どんなお話でしょうか?」

と話を切り出す場合が多く、

2回目以降の方の場合は、

「で、調子はいかがですか?」
とか
「その後、どうですか?」

っていう感じで、話を切り出すことが多いです。

以前は、初回は「で、今日は、どんなお悩みでしょうか?」と切り出していたのですが、ある本に、そもそも相手が「悩んでいる」と決めつけるのは上から目線なので良くないと書かれていたので、今は、上記のような対応になっています。

で、僕が、「で、今日は、どんなお話でしょうか?」と切り出すと、

「えっと、・・・うまく話せないんですが・・・実は・・・」

みたいな感じで、「どうやったら、うまく話せるか?」と感じる方も少なくないようです。

キチンと筋道を立てて、自分の気持ちを理解してもらうには、どのように話したらいいのか・・・」

そんな感じに思うようです。

そんな時、僕は「大丈夫です。思い付くことを思いつくままに話して下さい」と話しかけています。

「うまく伝えられるか」とか「筋道たてて」とかいうことは、カウンセラーに話す時は、意識する必要はないと、少なくとも僕は思います。

どんな話し方であっても、「悲しい話」なら「悲しい気持ち」は伝わってきますし、「悔しい話」なら「悔しさ」は伝わってくるものです。

でも、「悔しかった」気持ちは伝わってきても「なぜ?悔しかったのか?」が伝わってこないこともあります。

そんな時は、「その時、どんな気持ちだったのですか?」という感じで質問して、その時の、その方の気持ちを理解するように努めます。

そうやって、少しずつ話し手の世界を理解していくのです。

少なくとも、僕はそうやって話し手の世界を理解しようとしてきました。

僕は、カウンセラーにとっては、話し手が語った話の中に「なぜだろう?」と疑問に思うことは、とても大事なことだと思っています。

カウンセラーにとっては、話し手が語る世界は「唯一絶対的」なものです。

話し手が、「カラスは白い」と言ったのなら、カラスは白なのです。

それなのに、図鑑を持ちだしてきて「ほら、黒でしょ?」と言うのは全く意味がない上、たぶんそういう対応をすると、その相談者は、そのカウンセラーからは離れていくはずです。

「なるほど。この人にとっては、カラスは白なんだな」と思わなければいけないのです。

でも、その時に、

「でも、ほとんどの人には黒なのに、なぜこの方は白だと言うのだろう?」

という視点を持つことも大事だと思います。

その理由を探ることで、その方の「本当の世界」が見えてくることもあるからです。

よくよく聞いてみれば「カラスは黒だ」と言ったばかりに、過去にイジメにあったことがあるのかもしれません。

もしかしたら、その人の視覚には異常があり、黒いものが白く見えたりするのかもしれません。

カウンセラ-は、話し手の話を「共感的理解」をもって聴かなければいけないとされています。

僕が思うに、それは話し手の世界に絶対的服従をすることではなく、上記のようなことを、キチンと理解した上で「共感」すろことこそが、本当の意味での「共感的理解」なんだろうと思います。

そんな感じなので、カウンセリングルームを訪ねてきた人が「上手に話そう」とか考える必要は全くないんだと思います。

話し手は「うまく話せないのは当たり前で、うまく「聴けない」カウンセラーこそ、ヘボなんだ」という感じで、お考え頂いていいんだろうと思います。

もし、「あなたの話し方ではよくわからない」とかいうカウンセラーがいたとしたのなら、そんな奴は、すぐに他のカウンセラーに変えた方がいいと思います。

メンタルを強くするとは?

たまに、僕のところへ「メンタルを強くしたい」と言ってやってくる方がいます。

「メンタルを強くする」

かなり、抽象的な表現ですが、まぁ、だいたいおっしゃりたいことはわかりますよね。
でも、具体的にお話を伺ってみると、同じ「メンタルを強くしたい」という言葉であっても、意味が全然違っていることに気づきます。

ある人にとって「強いメンタル」とは、お酒やギャンブル、買い物などへの強い欲求を抑える力のことであったりします。

別の人のいう「強いメンタル」とは「他人からの誹謗中傷に負けない力」であったりします。

また、これは、とんでもない事実誤認ですが、「強いメンタルがあれば「うつ」になんかならない」などという暴論を口にする方もいます。

このように考えると、「メンタルを強くする」といっても、それぞれが言っている「強さ」というのは全然意味が違っているので、一般論として「どうすれば、メンタルが強くなるのか?」などという「鍛錬法」のようなものは、僕が知っている範囲では存在しません。
腕立て伏せをして腕力をつけるのとは根本的に質の違う話なのです。

だから、僕が、お客さんから「メンタルを強くしたい」と言われたら、まずは、「何をしたがっているのか」ということをお聞きします。
その上で、「個別に」対応方法を考えていきます。
オールマイティに「これをやればメンタルが強くなる」などというものが存在しない以上、個別に対応方法を考えていくしかないと思うからです。

上記の例でいうなら、お酒やギャンブル、買い物などに依存してしまうというのであれば、本当の問題は、その「依存」状態であって、それさえ解決すれば「メンタルがどうだこうだ」というのはどうでもよい問題なのです。

じゃあ、どうやったら、そうした欲求を抑えられるのかというと、もし、その人が「依存症」と呼ばれてしまうような状態であれば「治療」が第一の選択肢になります。
つまり、専門的な知識を持った病院での医療的支援が必要です。
治療が必要なのに「メンタルを強くしてなんとかしたい」などというのは、例えていうなら、「がんなのに怪しげな健康食品で治す」などと考えるのと同等の考えだと僕は思います。

もし、僕が、そのような状態の方に、何かできることがあるとすれば、その「依存症」が何か心が満たされないことに起因しているのであれば、そうした心のケアをお手伝いすることだろうと思います。


僕は「メンタルを強くしたい」というお話をされた場合には、よく

「風邪薬に特効薬がないことはご存知ですか?」

というお話をしています。

ご存知のとおり、風邪には特効薬というものはなくて、風邪薬と呼ばれているものは、単に「セキを鎮めたり」「鼻水を抑えたり」「熱を下げたり」する作用があるだけです。
どういうことかというと、セキや鼻水でよく眠れなくなってしまったりすると、人が本来持っている「治ろうとする力」=「免疫力」がうまく機能しなくなってしまうので、そうした症状を緩和して、ぐっす眠れるようにして、体本来の治ろうとする力を引き出すことが狙いなのです。

カウンセリングもこれと似ています。

何かつらいことや悲しいことなど、はげしい精神的なショックを受けている状態というのは、こころが「風邪」をひいてしまっている状態です。
そんな時には、普通の時だったら、簡単に乗り越えられるささいな問題であっても、ひどくダメージを受けてしまい、乗り越えられなくなってしまいます。

だから、そんな時には、カウンセリングで、「こころ本来の状態」を取り戻してもらうことができれば、色々な問題に遭遇したとしても、たいていは自力で乗り越えていくことができるようになるのです。

つまり、カウンセリングは「こころが本来持っている力」を引き出す道具でしかありません。

言い換えるとカウンセリングは、あなたが本来持っている力を引き出す道具であって、「メンタルを筋肉を鍛えるかのごとく強くする」というものではないのです。

テーマ : カウンセリング
ジャンル : 心と身体

-4分間のマリーゴールド-

このドラマの主人公(福士蒼汰)には不思議な能力があります。
彼には、自分が手を合わせた相手の「最期の瞬間」が見えるのです。

彼の職業は救命救急士です。
彼には、救命の現場で、患者と手を合わせると、その人が助かるのかどうかが「見えて」しまいます。
彼は、必死になって、その「運命」に抵抗します。
彼が「助からない」未来を見てしまった救急患者に、通常では考えられない薬を投与したり、本来運ぶ先の病院を無理矢理変えてみたりして、何とか「死の未来」を変えようと試みますが、全ては徒労に終わり、結局は、皆、彼が見たとおりの運命を迎えてしまうのです。
.
そんなある日、彼は、彼の恋人沙羅(菜々緒)と偶然、「手を合わせて」しまい、彼女が、1年後の誕生日に亡くなる運命にあることを知ってしまいます。。。。。。
.
話は変わりますが、
.
僕の仕事は、お客さんの話を「共感的理解」を持って聴くことです。
それは、どういうことかというと、お客さんたちが語る「お客さんたちの世界で起こった出来事」を、あたかも自分自身に起こったことであるかのように、ありありと感じることです。
.
そんなことを生業(なりわい)としている人間が、こんなドラマを見てしまったら、どうなってしまうか?皆さんには想像がつきますか?
.
言葉で表現するのなら、「自分の最愛の人が1年後の誕生日に亡くなる運命を知ってしまい、それでいて、なす術もなく、何もできない自分をどう感じますか?」
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そんな感じでしょうか?
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「ドラマの話でしょ?」と感じたあなたは、少し感性が鈍いです。
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さっき書きました。
「お客さんたちの世界で起こった出来事」を、あたかも自分自身に起こったことであるかのように、ありありと感じること」が、僕の仕事なのだと。
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人という生き物に「お客さんの話」と「ドラマの話」を器用に聞き分けて感じ分ける能力があると思いますか?
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僕には、そんな能力はありません。
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そんな背景もあり、このドラマからは目が離せないと思ったのでした。




検索順位で1位を獲得しました

先日、あるお客さんが、うちのことを「アダルトチルドレン(以下AC)専門」とおっしゃったので、「それは違いますよ」と訂正させて頂く場面がありました。

確かに、うちのお客さんの8割はACの方ですが、そうでない方も2割いますし、ACの方以外の方は受け付けていないということもないです。

ただ、この業界で、うちのような「ちっぽけな新参者」が生き残っていくためには、何かひとつでよいので、「これだけはよそに負けない」という武器が必要で、それが、たまたま、何冊かのよい書籍と偶然うちへ訪れた方たちとの出会いの中で、「ACの方専用セラピー」になったという事実はあります。

ですから、今は広告もACの広告しか出しませんし、うちのHPでもっともページ数が多いのがAC関連のページです。

そんな中、偶然気が付いたのですが、うちのHPは「川崎 アダルトチルドレン」と検索すると、Googleで1位で表示されるようになっていました。
(川崎市内で検索した場合です)

SEO(検索エンジン最適化)と呼ばれるような「小細工」は一切やっていないので、純粋に、Googleから中身を評価された結果です。

実際、この1年間、僕はたくさんのACの方たちとお会いして、たくさん学ぶ機会もありましたし、そのたびに、うちの「AC向け専用セラピー」にも磨きをかけてきましたし、HPもどんどん改善してきました。

この作業には、たぶん終わりはないんだと思います。

ひとりでも多くのACの方を救うため、僕のセラピーもまた進化をしなければならないのだと思います。

がんばります!




ワイン面談

あるカウンセリングの本を読んでいると「ワイン面談」という言葉が出てきます。

別に「ワイン面談とは何か?」とかが書いてあるわけではなくて、文脈の中で、なんとなく出てくるだけなのですが、そんな言葉があるくらいだから、きっと相談者と一緒に、飲酒したり食事をしたりというのも全くない話ではないようです。

僕は一度だけ、お客さんと飲みに行ったことがあります。

それは、以下の条件によるものでした。

①心が固く閉ざされていて、開いてもらうのに「何か別の力」が必要だと思った。
②お酒が好きな人だった。
③男性だった。
④医師から飲酒を止められていなかった。

③は、特に重要な条件で、もし、女性だったら、お誘いすることはできなかったと思います。
僕が男性なので。
いま時、そんなをしたら「セクハラ」で訴えられてしまいますから。

その方と飲んで、その日はよい時間を過ごすことができました。

その結果が、よい方に出たのかどうかは、わかりません。

一緒に飲んだ結果、顕著に何かが変わったということはありませんでした。

ですが、その後、その方は2~3ヶ月通ってきて下さり、最終的には、最初にお会いした時とは別人のように元気になって、帰って行かれました。

その方には、僕は韓国旅行のお土産も渡しました。

1000ウォン(100円)のキーホールダーを渡しました。

値段が安いのは、高価なものを渡したら、変な気を使う可能性があるからで、なぜ、お土産を買ってきたかというと、その方は「孤独感」いっぱいの方だったからです。

孤独な方でしたが、別にそれが寂しいとかいうこともないようでした。

だから、余計なお節介だったかもしれませんが、僕は、彼に「仲間がいるってことは、ちょっと嬉しいことなんですよ」ということを実感して欲しくて、お土産を渡したのでした。

結局、その「気持ち」が通じたかどうかは、最後まで、わかりませんでした。
あえて確認もしませんでしたし。

最後の日、彼は、うちが実施している「AC向けセラピーのアンケート」の「満足」に印をつけ、少し微笑みながら帰っていきました。

本当は、僕は彼と「お友達」になりたかったのですが、残念ながら、職業倫理で、カウンセラーが、顧客と友人関係を結ぶことは禁じられています。
ですから、飲みに行くといっても、「継続的に何回も」というわけにはいかず、というより、1回でも特例中の特例かな?と思っています。

今、彼がどのように暮らしているかは、わかりませんが、元気でおられることを願うばかりです。



プロフィール

「こころケア」カウンセラー平山靖高

Author:「こころケア」カウンセラー平山靖高
神奈川県川崎市中原区でカウンセラーをやってる平山靖高といいます。
1960年代の生れで、1980年代に早稲田大学を卒業後、富士通に就職。2014年に富士通を退職し、2年間バイトをしながら、カンセリングや心理学を学び、2016年7月にカウンセリングルーム「こころケア」を開業し、現在に至る。
離婚経験があり、現在は独身。ちなみに子供はいません。
詳しい自己紹介をブログ本文に載せているので、是非ご参照下さい。


ビール,音楽(最近のお気に入りは米津玄師のLemon),韓国旅行が好きです。

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