わんこ

写真は、今、うちに居候しているわんこ。
名を「アリエル」といいます。
昨日、妹の家からやってきました。

妹一家が旅行に行くことになり、我が家でその間、預かることになったのです。

アリエルは、以前は「名前を呼ぶと逃げていく」という「人を信じることができないわんこ」でした。
こちらが知らん顔してると近寄ってくるのですが、頭を撫でようとすると逃げて行ってしまう、そんなわんこだったのです。

恐らく、妹に引き取られる前に、「人」にひどい目にあわされたのでしょう。
人をものすごく恐れる犬だったのです。

そのアリエルを、昨日、妹がうちへ預けるために、連れてきて、僕が引き取りました。
妹はアリエルを僕に託して、そのまま旅行に行きました。

僕は、アリエルを我が家の2階に連れていき、水だけ与えて3階の自分の部屋に戻りました。

すると、アリエルが2階で「キャンキャン」激しく鳴くのです。

仕方ないので、2階に降りていき、頭を撫でてやると、鳴きやむのですが、僕が3階に上がると、また激しく鳴きます。

「う~ん、困ったな」と思い、所詮、犬なんだから、と少量のエサを与えてみました。

でも、アリエルはエサは食べずに、また鳴き始めます。

「きっと、妹たちが突然いなくなってしまい、訳もわからず、さびしいんだろうなぁ」と思い、「僕はアリエルからすれば他人だし、妹の代役にはなれないんだろうなぁ」と思いつつも今度は、3階の僕の部屋に連れてきてみました。

すると、ピタリと鳴きやむではありませんか!

アリエルは、人がいなくなって、さびしかったのです。

だから、「一人にしないで」と激しく鳴いていたのです。

あの人を信じることのできなかったアリエルが、人がいなくてさびしいと鳴いていたのです。

たぶん、何年か妹一家で暖かい愛情に包まれた生活を送ったことで、

「人とは優しいものだ。人は自分を可愛がってくれるものだ」

と学んだのでしょう。

変われば変わるものです。

愛情を注げば、それは例え相手が犬であっても、通じるもんなんですね。

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防衛機制-分離-

その人にとって、受け入れ難い事実や感情をそのまま感じるとあまりにもつらいので、それらを感じないようにして、自分の心を守る防衛機制を「分離」(「隔離」)といいます。

例えば、恋人や親、親友など、親しい人を亡くしたのに、涙が出ないといった場合、それは分離と言われる現象です。


親しい人を亡くした悲しみがあまりにもつらいので、受け入れると自分の心が壊れてしまうのです。

それで、そういう事実と自分を「分離」することで、自分の心を守ろうとしているわけです。

やむを得ない場合もあると思いますが、「悲しい時は悲しい」「楽しい時は楽しい」というのが、人の本来の姿であり、健全な姿なのだろうと思います。

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カウンセリング技法-要約-

カウンセラーは、話し手の話を「お聴き」するのが仕事だから、話し手が気持ちよく話せるように、いくつかテクニックを使います。
たまにカウンセラーの仕事を「ただ聴いているだけ」という方がいらっしゃいますが、そうではありません。
話し手が気分よく話し、最後に「今日は自分の話をたくさん聴いてもらってすっきりした!」と思ってもらえるように、それなりのテクニックを駆使するのです。

そのテクニックの中に「要約」というテクニックがあります。

これは、話し手の話やその話で話し手が表現している気持ちを要所、要所でこちらの推量も交えて「要約」し、話し手に、

「それは、~というお話ですね」

とか

「その時は、~という気持ちになったということでしょうか?」

という具合に質問するのです。

これがドンピシャだった場合には、話し手は

「え!なんでそんなことまでわかったの?」という表情を浮かべつつ、

「そうです!そうです!」といって、喜んで話を続けてくれることが多いのです。

なんで相手が口にしていない気持ちまでわかることがあるのかというと、それは経験と勉強のなせる技です。
過去に同じような場面に遭遇した方が口にしていた気持ちとか同じ病気になってしまった方が語った気持ちとか、そういうものが僕の頭の中にあって、それをもとに推理していくのです。
もちろん、話し手の表情とか話し方とか体全体から出ている雰囲気なんかも感じながら推理します。
もっとも、これは考えてみれば当たり前の話で、悲しい話を嬉しそうに話す人はいないものです。


「それは~というお気持ちだったのでしょうか?」と質問してみて、概ねそれに近い気持ちであったが、少し、違う部分もあった場合は、話し手は、

「う~ん、そうなんですけど・・・」といって、再度、自分の気持ちを語ってくれます。

「要約」が失敗した場合、つまり、こちらが、

「それは~という気持ちでしょうか?」と質問したのに対して、

「っていうよりは・・・・・」
「いえ、そうじゃなくて・・・・」

などというリアクションが返ってきてしまった場合には、僕が話し手の気持ち(話し手がその話を通じて表現したかった気持ち)を読み違えているわけですから、ちょっとマズイわけです。

経験上、この失敗が、一回のカウンセリングで1回か2回なら、他の部分で取り戻せば、リカバリーも可能ですが、3回以上やってしまうと、話し手は「このカウンセラーは私の話をわかってくれない」と感じ、去っていってしまう可能性が高くなります。

話し手は、「嬉しかった」という気持ちを「嬉しかった」と普通に表現するとは限りません。
場合によっては、自分でもその気持ちに気付かないまま、単に経験したことを話しているだけだったりすることもよくあることです。

なので、カウンセリングにおいては、僕は、話し手が表現しようとしている気持ちを最大限汲み上げるように努力しています。

「ただ聴いているだけ」ではないのです。





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防衛機制-逃避-

心を守る仕組み「防衛機制」のうち、「逃避」とは、文字通り、イヤなものから逃げることです。

適応出来ない状況や不安な状況から逃れようとする行動です。

例えば、試験前に、普段はやらない部屋のかたづけをやってしまったりしますよね。
あれは「試験勉強」というイヤなものから「逃避」しているわけです。

また、学校に行きたくない子供が腹痛を起こしたりします。
これも「逃避」ですが、仮病ではなく、実際に腹痛を起こします。

内科を受診させて異常がなければ、心理的要因を疑う必要があります。
この場合、「気持ちの問題だから」といって無理矢理学校にいかせてはダメです。

「なんで学校に行きたくないのか?」という心の問題を解決しなければいけません。
背景にいじめなど深刻な問題があるかもしれないので、注意が必要です。

大人でも、夫婦間や家庭に何か問題があると、無意識のうちに、仕事に「逃避」したりします。
本人に言わせると「仕事が忙しくて・・・」と言いますが、これは無意識のうちに「逃避」しているのです。

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防衛機制につて

人は、自分にとって、何かつらいことや悲しいこと、ショッキングなことなどがあった時に、自分の心を守ろうとして、色々な働きをすることがあります。

例えば、解離性同一性障害(多重人格)は、何か、その人にとって何か耐えがたい出来事があった時に、「それを体験しているのは自分ではない。別人物なのだ」と信じ込むことで、別人格が生れ、その人の中では、その耐えがたい体験は「別人格」が体験したことであり、本人である主人格には何も関係ないことなのだということになります。その結果、その人の心(主人格)は、その耐えがたい経験から守られるのです。

こういう心の働きを防衛機制といい、主に以下の9つがあります。

①逃避
②分離
③退行
④合理化
⑤知性化
⑥補償
⑦昇華
⑧同一化
⑨投影

明日から、それぞれについて、簡単に説明していきたいと思います。


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バーバルコミュニケーションとノンバ―バルコミュニケーション

バーバルコミュニケーションとは「言葉」によるコミュニケーションを指し、ノンバーバルコミュニケーションとは言葉以外によるコミュニケーションのことを指します。

ノンバーバルコミュニケーションには、「見た目、身だしなみ、表情、声の質、大きさ、テンポ」などによるコミュニケーションで、人のコミュニケーションの9割以上がノンバーバルコミュニケーションであると言われます。

つまり、人のコミュニケーションは言葉以外の要素が大部分を占めるのです。

以前、このブログでも書きましたが、カウンセリングにおいても、ノンバーバルコニュニケーションは重要です。

例えば、カウンセラーはカウンセリング中に足を組んではいけないと言われます。

これは、足を組むという行為が、話し手に「壁」を感じさせてしまうことがあるからです。

逆に、話し手が足を組むというのは、どういうことか?

これは経験上、2パターンあるようです。

足を組んだ時、話し手の表情がポジティブである時は、その話し手は、安心し、のびのびとした気分であることが多いようです。
そんな時は、話し手は、たいてい次回の予約をして帰っていきます。

一方、足を組んだ時、話し手の表情がネガティブである時は、「拒絶」を意味しているようです。
そういう時は、足を組むという行為はイライラを表しており、以下のような考えが話し手にあると推察されます。

・このカウンセラーは、私の話をキチンと聴いてくれない
・このカウンセラーは、私を理解してくれていない
・このカウンセラーに話すのは無駄だ

そんな感じなので、そういう時には、できるだけリカバリーできるように頑張るのですが、残念ながら、手遅れです。
人は一旦不信感を抱いてしまうと、容易にはもとにもどりません。
そういう場合、話し手は、ほぼ100%次回の予約は取らずに帰っていきます。


また、初回のカウンセリングに、話し手がどんな感じで(服装・表情・メイクなど)やってきたかは、僕にとっては、相手を知る上で重要な要素です。


「目は口ほどにものを言い」とは言いますが、相手の態度である程度は、その気持ちを推し量ることができるのです。

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昨日はライブに参加してました

昨日、僕はMamiさんのライブに参加してきました。

Mamiさんは、僕の中学時代の友人です。

今般、彼女が、僕のお客さん(「こころケア」のお客さん)に音楽のことで、アドバイスをくれるというご縁があったので、6年ぶりに彼女のライブに参加しました。

青山のライブハウスへ行ってきたのですが、美味しいビールを飲みながら(僕はビールが大好きなのです)彼女の優しい音楽に癒されて帰ってきました。

気のせいかもしれませんが、彼女の歌声は6年前より、さらに磨きがかかっているように感じました。

皆さん、ぜひ彼女の歌を聴いてみて下さい。
もし、気に入ったら、僕に連絡下さい。
次のライブは恐らく都内で、5月25日の予定です。
1人でも2人でも彼女のファンが増えたら、僕も嬉しいです。

「空の青」Song by Mami
https://youtu.be/JUkUNCHiaDk


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相談者が遅刻してきたら·····

お客さんは、たまに遅刻してくることがあります。

で、そんな時は、どうするのかというと。。。。。

カウンセリングの教科書には、「カウンセリングの時間を延長したりしてはいけない」

と書いてあります。

つまり10分遅刻してきたら、カウンセリング時間は10分短くなる、という訳です。

でも、それって何かかわいそうですよね。
遅刻って言っても、電車の遅延とか、やむを得ない理由かもしれませんし。。。。

なので、僕は、基本的には、可能な場合は、遅刻には時間延長で対応しています。

ただ、後ろがつかえている(予約が続いている)場合には、時間延長はしません。
後ろのお客さんに迷惑をかけるわけにはいきませんし、僕自身の休憩や食事する時間を確保する必要もあるからです。

人の話を集中して聴くという作業は、かなり集中力を要するものであり、それだけ疲れます。
休憩せず、連続して対応した場合には、2番目のお客さんのカウンセリングのクオリティが下がってしまうかもしれません。
それは、あってはならない話です。
だから、僕は必ず、休憩を入れますし、食事もとります。

お客さんの遅刻に関しては、もっと注意しなければならないことがあります。

それは「遅刻の理由」についてです。

単なる電車の遅延等ならよいのですが、場合によっては、

「カウンセラーに対して不信感が芽生えた」

カウンセリングが無駄だと思えてきた」

などの可能性があるからです。

なので、僕は、お客さんが遅刻してきた時には、それまでのカウンセリングを振り返り、何か問題はなかったのか、振り返るようにしています。

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tag : カウンセリング

お値段以上を目指して

僕の職業はカウンセラーですから、いろいろな方の悩み話を、お金を頂いて聴いています。

以前、どこの誰とも名乗らない方から電話があり、

「人の悩みを聴くだけで3,000円なんて高過ぎる」

という抗議?をされたことがあります。

その方は、抗議した上で何をしたかったのか、僕にはわかりませんでしたが、世の中には、そういうふうに考える方がいらっしゃるのは事実です。

あるいは、そのような方の方が多いのかもしれません。

だから、という訳でもないのですが、僕は、自分のカウンセリングについて「お値段以上」を実感してもらえるように、と 常々考えています。

勉強もします。
去年は20冊くらい、臨床心理学や心理学、カウンセリング技法の本などを読みました。
メモを取りながらですから、「読んだ」というよりは「学んだ」という方が正しいかもしれません。
お陰で、1年で格段に知識は増えました。
肝心の「カウンセリング技法」については、自分では、進歩したのかどうか、あまりわかりませんが、色々、カウンセリング技法について学んだことを実際のカウンセリングで実践しているのは確かです。

それに、いろいろと調べて、有用な情報の提供も行います。

ある時、自分はうつだとおっしゃる方がきて、「医者には通っていない」というので、「なぜですか?」と聞いたら「経済的負担が重過ぎるからだ」と答えたので、その方には「自立支援医療制度」というものを教えました。

「自立支援医療制度」とは、精神科領域の病気にかかる医療費を自治体が一部負担してくれる制度のことで、多くの場合、医療費の本人負担が3割から1割に軽減されます。

このことは、当方のホームページにも記載していることではありますが、気付かない方も多いのです。

その他にも、障害者手帳の取得方法を教えたり、障害者雇用の制度や実態などを調べてお知らせしたりしています。

こうした活動は、本来のカウンセリングからは少し外れた活動かもしれませんが、

お客さんに「お値段以上」を実感してもらいたくて行っています。


僕は会社員出身のカウンセラーです。
大学卒業後、すぐカウンセラーになった方にはカウンセリング技術においてかなわないかもしれません。
でも、20年以上におよんだ会社員生活で培った「行動力」は、そういう人には負けない自信があります。

当たり前ですが、

弱点は学び続け、補強すると同時に、長所は最大限活かして、これからも「お値段以上」を目指してがんばっていきたいと思います。

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タイガーウッズ選手、おめでとうございます!

1日遅れですが・・・・

タイガーウッズ選手、マスターズ優勝おめでとうございます!

僕は、ゴルフはやったことありませんし、観戦することもないのですが、ゴルフのマスターズといえば、テニスで言えばウィンブルドン、サッカーで言えばワールドカップみたいなもんですよね?

挫折を経て、どん底から這い上がり、世界最高峰の舞台で優勝するという離れ技!

素晴らしいです。言葉もありませんとは、このことでしょうか?


不動の世界ランク1位であったタイガー選手。
しかし、彼はあやまちをおかしてしまいました。
不貞行為です。
そして、それが原因でしょうか?離婚を経験しました。

そして体の故障。
腰の手術は4度にも及んだと聞きました。

彼が鎮痛剤を服用し、もうろうとした状態で車を運転し、警察に逮捕された時の写真には、かつての栄光の男の面影はなくなり、「廃人」という感じがあって、世界中の人が驚き、失望しました。

1位だった世界ランクも2017年には、1199位まで落ちました。

おそらく、彼自身、失意のどん底にあったと思うんです。

でも、彼は立ち直りました。
彼は、「人はあやまちをおかしたり、失敗したりして、どん底に落ちようとも、努力次第で、できないことはないんだ」ということを身を持って証明し、世界中の人々に夢と希望と勇気を与えました。

偉大な男だと思います。

彼のような偉大な選手と同じ時代を生きることのできた僕たちは幸せなんだと思います。

あらためて・・・

おめでとう!タイガー!




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ゴールデンウィーク期間中(4月27日~5月6日)の営業について

2019年のゴールデンウィーク期間中(4月27日~5月7日)も当方は、特段の変更なく営業致しますので、お客様からご予約のご希望があれば、ルームを開けてお待ちしております。

すでに5月1日には、1件ご予約頂いておりますが、他の日もご希望があれば対応致しますので、「GWだから」とあきらめずに、お気軽にご連絡下されば幸いです。

当方は、通常は水曜・木曜が定休日ですが、GW期間中は、水曜・木曜にはこだわらずに、「ご予約頂いた日は営業し、ご予約がなければ休業する」ということで対応して参りますので、普段と変わらぬご愛顧賜りますようお願い申し上げます。


                                             カウンセリングルームこころケア)カウンセラー平山靖高


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tag : GW ゴールデンウィーク

僕がPayPayを2ヶ月使った結果

僕のカウンセリングルーム「こころケア」ではPayPayでお支払いが可能となっています。
これは、PayPay社が現在20%キャッシュバックのキャンペーンをやっているので、うちがPayPayを導入すれば、お客さんはカウンセリング料1回3,000円のところを実質2,400円(600円はPayPay社から後日キャッシュバック)で済むようになるので、僕が導入したのです。


■ご参考:PayPayでのお支払いが可能となりました

なので、僕のルームはPayPay加盟店ということになりますが、僕自身が、PayPayの利用者でもあります。

PayPayなら、現金を持ち歩かずに、スマホだけで支払いが可能ですし、操作が簡単で支払いが楽です。
現金はATMで引き出さないと使えませんし、その場合、ATM使用料がかかる場合がありますが、PayPayならスマホで登録した銀行口座からチャージするだけでokです。
ATMのある所まで、わざわざ出向く必要もありませんし、手数料も取られません。

このように便利なPayPayですが、更に、5月31日までは、20%のキャッシュバックをやってる他、「やたら当たるくじ」というものもやってます。また、このアプリは、インストールした時点で最初から500円チャージされた状態となっています。

で、僕がPayPayを2ヶ月使ってみたところ、以下のような結果となりました。

■買い物に使った金額:9,663円

■キャッシュバック予定:4,826円(既にキャッシュバック済も含む)

■「やたら当たるくじ」最大1000円当選3回

基本20%キャッシュバックですが、「やたら当たるくじ」に3回も当選したため、キャッシュバック率は、なんと、49.9%となりました!

つまり、この2ヶ月間、PayPayが使える店では実質半額で買い物ができたのです。

PayPayの20%キャッシュバックは5月31日までやってます。

興味のある方は、こちらからどうぞ。


PayPay.jpg





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tag : PayPay

カサンドラ症候群とカウンセリング

世の中には、カサンドラ症候群と呼ばれる病気?があります。

正式な病名ではないので、僕は学んだことがなく、去年10月に、自分で「カサンドラ症候群だ」とおっしゃる方が、うち(カウンセリングルーム「こころケア」に来たので、その時、初めて知りました。

カサンドラ症候群(以下「カサンドラ」)の方は、発達障害の1つであるアスペルガー症候群(以下「アスペルガー」)のパートナーを持つがゆえに、パートナーとのコミュニケーションがうまくとれなかったりして、不安障害や抑うつといった状態に陥ってしまっています。
なので、カサンドラの方が精神科や心療内科を受診すれば「不安障害」とか「うつ」とか診断名がつくんじゃないかなと思います。

アスペルガーの方は、圧倒的に男性が多いので、カサンドラの方は女性が多いはずです。

アスペルガーの方には、言語や認知的な発達の遅れはありませんが、いわゆる「空気が読めない」感じで、人とのコミュニケーションが苦手で、友人が少ないとされています。
アスペルガーの方は、脳の使い方が定型発達の人とちょっと違っていることがわかっていて、これは、病気というべきかどうか僕にはわかりませんが、「治る」ということはありません。

僕は、カサンドラの方の話をあまり聞いたことがないので、詳しく知らない部分も多く、最初、「そんなにコミュニケーションで苦しむくらいなら、なんで結婚なんかしたんだろう?どうやって結婚したいと双方が望むほど愛を深めることができたのだろう?」と疑問に思いましたが、それを今、現にそこで苦しんでいるカサンドラの方にお聴きするのは、無神経の極みだと思い、そういう質問をすることはできませんでした。
たぶん、カサンドラの方は、僕が感じたような疑問を、まわりの方からイヤというほどぶつけられてきていて、傷ついていると思うのです。
「なんで、そんな人と結婚したんだ」と「結婚したお前が悪いんだ」と言わんばかりの人が、きっといるはずですから。


きっと、男女の仲というのは、他人にはわからない「縁」とでもいうものがあるのでしょうね。


さて、このカサンドラの方は、パートナーとうまくコミュニケーションが取れないことや、定型発達の方からすれば当たり前のことがアスペルガーの方にとっては、そうでもなかったりして、日常生活のそうした細かい「常識」の違いに苦しんでいるようです。
はなはだしい場合には、そうしたことが原因で、相手に暴力をふるってしまい、激しい自己嫌悪に襲われたりすることもあるようです。
アスペルガーの方は、定型発達の人とちょっと違うふるまいをすることがあるのですが、それがカサンドラの方からすると、つい「イラっ」とする原因となります。
そして、アスペルガーの方は、別に悪意があって変わったふるまいをしているわけではなく、それはカサンドラの方にも良くわかっていることなので、余計、カサンドラの方は、自分を責めてしまうのです。
そして、「自分の性格を変えたい。相手に怒りをぶつけたくない」と考え、悩みます。

しかし「自分の性格を変える」なんてことは、そう簡単にできることではありません。

残念な話、カサンドラは臨床心理学の本には書いてありませんし、私が出会った事例も、たった1回しかなく、それも未解決のままカウンセリングが終了してしまっているので、あまり、ここに有効な手立てを書くことはできません。

カサンドラがやっかいなのは、ストレス要因である相手のアスペルガーは「治らない」、つまりストレス要因が消えることはないということではないでしょうか?

ネットで拾い読みすると、カサンドラの人は、アスペルガーの特性を理解して云々と書いてありますが、事はそんなきれいごとで済むとは、僕には思えません。

カサンドラもストレスが原因となっているわけですから、少し環境を変えてみるのは有効かもしれません。

カサンドラに限らず、普通の親子であっても、子供が成人を過ぎるようになってくると、距離が近過ぎると、色々と問題が起こることがよくあります。
僕は、そういう親子をいくつもみてきました。

だから、カサンドラの方も、相手との物理的な距離を少し広げてみるのは有効かもしれません。

例えば、週末は違う人と、あるいは一人で旅行に行くとか、それぞれの個室のある住居に引っ越してみることなどが考えられるかと思います。

ただ、これは、僕は、実際にカサンドラの方に提案してみたり、提案してみて効果があったという話ではないので、どこまで有効かはわかりません。

もし、またカサンドラの方がうちのルームへきたら、その心に寄り添って、「あまり自分を責めなくていいんですよ」ということだけは伝えてあげたいと思います。

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tag : カサンドラ症候群 カウンセリング

昨日あったちょっと嬉しい話

うち(カウンセリングルーム「こころケア」)では、初めてのお客さんには、いくつかの個人情報(名前、メールアドレス、年齢、住所、家族構成など)の提示をお願いしています。

その際、「カウンセリングに關係のないことには使用しません。勧誘もしませんし、年賀状や暑中見舞いが届くこともありません」と説明し、ご了解の上、提示してもらってます。

■ご参考:カウンセラーの職業倫理-個人情報の保護-

なぜ、住所までお願いしているのかというと、税務署から提示を求められることがあるのと、万が一、その方が自殺等をほのめかした場合には、警察などに連絡する必要があるためです。
ただ目的もなく、漫然と要求しているわけではありません。

話をもとにもどしますが、個人情報の提供にあたっては、上記のように説明の上、提示してもらっているので、その管理や運用は厳格に行ってます。

お約束したとおり、年賀状や暑中見舞いも出しませんし、カウンセリングの勧誘もしません。

カウンセリングの世界にも「アフターフォロー」というものは存在するので、最後のカウンセリングから、しばらく間隔をあけて、連絡を入れることはありますが、これは一連のカウンセリング行為であって、「勧誘」ではありません。

さて、そのように厳格に運用しているために、僕の方からお客さんに連絡を入れることは、滅多にありません。

ただ、最近、当方のホームページのURLが変わりました。
また、@niftyのサービスレベル低下に伴い、プロバイダを変更することにしたので、メールアドレスも変更になります。

こうなると、既存利用者の中には、当方の連絡先がわからなくなってしまう方も出てきます。
現在、通ってきてくれているお客さんには、当然、全員に連絡しましたが、一部過去の利用者さんにも「異例」のご連絡をしました。

カウンセラーは、その職業倫理として、利用者と友人になったりしてはいけないことになっているので、余計なことは一切書かない、事務的なメールを出しました。

そしたら、その中の一人の方から、僕が連絡したことに対するお礼と近況が書かれたメールを頂きました。

それを読んで、とても嬉しい気持ちになりました。

その方が、僕を覚えていてくれていることや元気に過ごしておられることなどがわかったからです。

「僕を覚えてくれている人がいること」

それは、僕のカウンセラーとしての宝ものなのかもしれません。

そう思いました。

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多重人格と責任能力

多重人格という言葉は、お聞きになったことのある方が多いと思いますが、正式には、「解離性同一性障害」と言います。

■ご参考:多重人格とカウンセリング

この解離性同一性障害の場合、別人格が現れている時の記憶は、主人格にはありません。

このため、「気がついたら別人格が万引きをしていた」という珍しい事件が2016年に静岡で実際に起きています。

https://matome.naver.jp/m/odai/2152428374743195501

そして、この事件の裁判において、東京高裁は「責任能力は限定的」と認める判決を下しました。

「責任能力は限定的」とは、簡単にいうと「罪は罪だけど、病気なんだから仕方ない部分もあるので、少し刑は軽くしておくよ」ということです。

裁判所が多重人格を認めたという珍しい判例です。

多重人格なら何をやっても許されるのか!」という人がいる一方で、本人(主人格)は、全く覚えていないのだから、そこは、認めてあげるべきだと裁判所が判断した訳ですね。

本当にあった「世にも奇妙な物語」です。

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tag : 多重人格 解離性同一性障害

頭痛、腰痛、胃痛について

僕のカウンセリングルームは、それほど繁盛しているとは言い難いのですが、それでも様々なことを訴える方がやってきます。

■ご参考:カウンセリングルーム「こころケア」

珍しいところでは、頭痛や腰痛、胃痛などを訴える方がいらっしゃることがあります。

うちは、カウンセリングルームであって、内科医院ではないので、投薬などの医学的な治療を行うことはできないのですが、ではこれらの症状がカウンセリングルームと無縁のものかというと、そうとも言いきれません。

なぜなら、ストレスが原因で、こういう痛みが起こっている可能性があるからです。

ただ、順序としては、頭痛や胃痛なら内科や頭痛外来、腰痛なら整形外科などを受診してもらい、そこで「異常なし」「原因不明」とされたら、ストレスが原因なのでは?と疑うことになります。

近年、ストレスは様々な疾病を引き起こすことがわかってきています。

その疾病は多岐にわたり、本に書いてあったのですが、とても覚えきれるものではありませんでした。
それほど、ストレスと病気は深くかかわっているのです。

意外なところでは、糖尿病の発症にストレスがかかわっていることがわかっています。
最初、僕はその話を知った時、「うそだろ?」と思いましたが、ストレスによってホルモンの分泌に異常をきたした結果、血糖値が上がり、糖尿病になることがあるのだそうです。

さて、話がそれましたが、痛みを訴える方のお話に話を戻します。

もし、医師の診察を受ける前に当方へ来ているのであれば、まずは医師の診察を受けてもらうように促します。
最初からストレスが原因と決めつけてしまい、重大な病気(極端な場合には例えば脳腫瘍など)を見落としてしまったら一大事だからです。

医師の診察の結果、「異常なし」とのことであれば、何らかのストレスがかかわっている可能性は高いので、その方のお話を詳しくお聴きすることになります。

「腰痛の原因がストレス?」とお感じになる方もいらっしゃるかもしれませんが、例えば「仮面うつ」という「うつ」があります。
このタイプのうつでは、精神的な落ち込みや不安感等のうつ特有の精神症状が無くて、頭痛や胃痛など、身体症状がでます。

医師が書いているHPで読んだのですが、腰痛を訴える患者に、少量の抗うつ薬を投与したところ、腰痛が治ったということがあるそうです。

ストレスが原因の痛みであれば、ストレスの対処ができていないと、その痛みは治癒しないものと考えられます。

そのような場合には、カウンセリングの活用をご検討頂くのもよろしいかと思います。

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ジャンル : 心と身体

人付き合いについて

あなたは、友達から「今日は僕がおごるよ」と言われたらどうしますか?

A.「ありがとう。じゃあ今日は、ごちそうになるから、次は僕におごらせてね」と言って、おごってもらう。

B.「いや、悪いから、割り勘にしようよ」といって割り勘にする。

C.素直に「ありがとう」と言って、ごちそうになる。

このような場合、豊かな友人関係を築きやすいのは、A.になります。

その人と仲良くなりたかったら、その人が好意を向けてきたら、変に遠慮せず、ありがたく受け入れた方が仲良くなれる可能性は上がります。 
ただし、その好意に甘えっぱなしにしないで、ちゃんと別の機会にお返しをして、あなたも、また、その人に好意があると示した方が良いです。

似たような話で、心理学の世界では、「返報性」という言葉があります。

「好意の返報性」とか「自己開示の返報性」と言われるものです。

「好意の返報性」とは、人は自分に「好意」を向けられると、その相手に「好意」を返したくなる傾向がある、というものです。 

「自己開示の返報性」とは、人は、自分に対して心を開き、自分の情報を開示してくれた相手には、自分も心を開いて、自分の情報を伝えたくなるという傾向があることを言います。

どちらも、当たり前と言ってしまえば当たり前ですが、世の中には、わかっていない人も多いようなので、参考になれば、と思います。

ただし、上記は、あくまでも「傾向がある」という話で「必ずそうなる」というものではありません。

自分が好意を向けたからといって、必ず相手がこたえてくれるとは限りません。
「片想い」などは、その代表例ですね。

返報性を変に信じ込んで、しつこい行為を繰り返すと、はなはだしい場合には、スト―カ―扱いされるかもせれませんから、ご注意を。








リストカットとカウンセリング

2024年に、お札が刷新されるそうですね。
20年ぶりのことになるのだそうで。
ATM業界は大騒ぎだろうな~
なにしろ、お札が変わるとATMの紙幣鑑別部を交換する改造が必要だったり、古い機種は改造もできずに買い替えになってしまいますから。
今の紙幣に刷新された2004年頃は、僕はまだ富士通に在籍していて、ATM担当でした。
その時は、大騒ぎでしたよ。
改造と買い替え特需で。
懐かしい思い出です。

さて、今日はリストカットについて書きたいと思います。

ある時、電話があり「娘がリストカットを繰り返しているので、相談したい」とのことでした。

お恥ずかしい話ですが、僕は、その時点でリストカットについて何も知らなかったので、色々調べ、資料というかメモ書きというか、まぁそんなものを準備していたのですが、なぜかその方は、予約をキャンセルしてきたので、その資料は陽の目をみることはありませんでした。

今日は、その時調べた内容を軸に書きたいと思います。

リストカットの原因で最も多いのは、「ストレス解消」なのだそうです。
本気で自殺しようとしているケースは少ないそうです。

ただ、「なんだ、ストレスを解消しているだけなのか」と簡単に片づけてしまってはいけなくて、背景に心の病がある場合があるそうです。

どんな病気の可能性があるのかというと、統合失調症、うつ、境界性パーソナリティ障害などの可能性があるそうです。
ですから、リストカットを繰り返している人がいたら、精神科か心療内科へ連れていかなければなりません。

■ご参考■

統合失調症とカウンセリング
統合失調症とカウンセリング2
うつとカウンセリング
パーソナリティ障害とカウンセリング
境界性パーソナリティ障害とカウンセリング


そこで、そうした病気ではないとなれば、ストレスが原因となる訳です。
つまり、リストカットをしてしまう方は、誰にも迷惑をかけないようにするため、他人ではなく「自分」を傷つけることで解決(ストレス発散)しようとしている訳です。

でも、リストカットを行えば、まわりの人間は心配する訳で、「誰にも迷惑はかけていない」つもりでも、実はすごい心配をかけています。
たぶん、そのことは本人に自覚してもらう必要があるんだろうなと思います。

また、もしかしたら、その人はリストカットによって、周囲の気を引こうとしているのかもしれません。

何か悩みがあり、周囲から心配されたいという思いがそこにあるのかもしれません。

もし、そうなら、その思いとは何なのかということを汲んであげないと、問題は根本解決とはなりません。
下記に述べるような方法でリストカットはやめることができるかもしれませんが、根っこの問題が残っているのなら、いずれ別の形で問題がおこるでしょう。


リストカットをやめる方法には以下のような方法があるそうです。

①がまんする

「自傷したい」という気持ちは長くは続かないそうです。
ピークは5~10分ほどであり、それを耐えれば、自傷したいという気持ちは次第に軽くなっていきます。
そして、一度、止められれば、それが自信となり、次はもっとやめやすくなります。

例)「手首を反対の手でギュッと握って、なんとか耐える」という方法が簡単で比較的有効


②止めることを公言する
自分ひとりで頑張るよりも、誰かと一緒に頑張った方が成功する可能性は高いです。


③「他者に期待しすぎない」という考え方を持つ
リストカットされる方のストレス源のほとんどは「対人関係」だそうです。
対人関係に何かストレスを抱えているのなら、どんな悩みを抱えているのか詳しく聴いて、気持ちに寄り添うとともに、具体的な解決方法を模索する必要があるかもしれません。
この作業は、診察時間が短い医師が行うのは難しいと思うので、カウンセリングが有効かと思います。

以上、当時調べたことに、ちょっと現在の僕の見解を加えて書きました。

リストカットをやめられない方、そうした方を家族に持つ方の参考になれば幸いです。




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tag : カウンセリング リストカット

対話分析

僕は「コミュニケーションが苦手で困っている」という方がいらっしゃった時には、「対話分析」という考え方を説明することがあります。

対話分析」では、私たちは自分自身の中にP(Parent)・A(Adult)・C(Child)の3つが存在すると考えます。

P(Parent)は、両親、つまり、親の影響を強く受け継いだ思考・感情・行動です。
批判的なPと援助的なPがあります。

A(Adult)は、成人の思考・感情・行動です。
冷静で合理的な部分です。

C(Child)は、子供のような思考・感情・行動です。
自由な私・素直で人間味に富んでいる部分です。

誰しもに、この3つの部分があると考えるのです。
そして、私たちのコミュニケーションが、どこからどこへつながっているのか考えます。

■A→Aの例:何時に帰るの? 何時になるかわからないから先寝ててね
この例では、Aから投げかけられた質問に対して、Aから返しているので、スムースな交流となります。


■C→Cの例:「私はアイスが食べたいな」「僕はクッキーが食べたいよ」
この例では、Cからでた発言に対して、Cから返しているので、スムースな交流となります。


■P→Cの例:何時に帰るの? どうして時間を気にするの?
この例では、Pから投げかけられた質問に対して、Cから返しているので、ちぐはぐな交流となります。

■C→Pの例:「ケーキが食べたいよ」「ご飯が食べられなくなるからがまんしなさい」
この例では、Cから投げかけられた質問に対して、Pから返しているので、ちぐはぐな交流となります。

どんな人でも、P,A,Cを持っているものなので、その人との会話や交流がしっくりこない時は、ちょっと上記のような分析をしてみると良いかもしれません。






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tag : コミュニケーションスキル 対話分析

笑顔

あなたは、カウンセラーにとって、その喜びとは何だと思いますか?

僕は、そう質問されたら「クライエントの笑顔です」と迷わず即答します。

もちろん、プロのカウンセラーであり、商売でやってるのであるから、売上がなければ成り立たないし、売上が上がれば嬉しいです。

でも、それが一番じゃありません。

何よりも嬉しいのは「笑顔」です。

カウンセリングルームというところは、何かしら悩みのある方が来るところだから、笑顔で尋ねてくる人はいません。

みんながみんな深刻な表情で来訪される訳ではありませんが、悩みがあるわけですから、笑顔ではない訳です。

それが、カウンセリングがうまくいった時には、数週間~数ヶ月後に、見違えるほどの笑顔になり、帰っていくのです。

その人が長年とらわれてきた悩みからの解放。
長年しばられてきた呪縛からの解放。

そんなものを感じて、笑顔で帰っていきます。

相談者さんにとっては、笑顔を取り戻した、そこが新たな人生のスタート地点となるのです。

でも、僕の仕事は、笑顔を見るところまででおしまい。

その方が取り戻した笑顔の向こうにある幸せな人生を見送ることはできません。

その笑顔は、その方とのお別れの合図なのです。

笑顔を取り戻したのなら、もう僕は必要ないのです。

僕は、笑顔を取り戻して僕のもとを去っていく相談者さんを静かに見送ります。

その人のその後の人生に幸多からんことを祈りつつ、「お疲れ様でした」とだけ言って見送るのです。

カウンセラーにとって、最高に嬉しい瞬間ではありますが、ちょっぴり寂しさも覚えつつ、

「幸せになってくださいね」

とだけ、心の中でつぶやくのです。

そんな僕は、僕の職業が大好きです。



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コミュニケーションスキル「アサ-ション」 

たまに僕のところへ「コミュニケーションが苦手で・・・・」とおっしゃって来訪される方がいらっしゃいます。

単にコミュニケーションが苦手といっても、アダルトチルドレンであったり、発達障害であったりすることもあったりで、それだけではなんとも言えないのですが、一般論として「アサーション」というものをご紹介することもあります。


「アサーション」とはコミュニケーションスキルの1つで、「人は誰でも自分の意思や要求を表明する権利がある」との立場に基づく適切な自己表現のことです。


■私はOK、あなたはnot OK

これは例えば、下記のようなやりとりです。

「この仕事、やっといてくれる?」
「今日は忙しいので、できません!」

攻撃的であり、自分を守るコミュニケーションとなっていますよね。
多用し過ぎると、「協調性の無い人」という烙印を押されてしまいますが、これが完全に無いと「お人よし」ということなり、自己犠牲的になってしまいます。


■私はnot OK、あなたはOK

「この仕事、やっといてくれる?」
「(ものすごく忙しいのに)、わかりました。すぐやります!」

このパターンは、自己犠牲的です。他者からは喜ばれますが、いつもこういう態度だと、自分のストレスが溜まる結果になります。


■私はOK、あなたもOK

「この仕事、やっといてくれる?」
「今日は忙しいので、明日でよければやります」

*自分も他者も犠牲にならず、協調的です。一見理想型でありますが、このパターン一辺倒だと、「ちょっとめんどくさい人」と思われるかもしれません。


どれも一長一短があり、大事なことは、状況に応じて、これらを使い分けることです。

たとえば、自分の上司に対して、いつも「私はOK、あなたもOK」のパターンを使っていると、「いつも一言多い部下だ」と思われてしまうかもしれませんが、いつも「私はnot OK、あなたはOK」だと、あなたは「口答えしない便利屋」ということになってしまい、残業が増えたり、ストレスが溜まったりする結果になるかもしれません。

つまり、「使い分け」が必要なのです。
「自分を守りつつ、他者も大事にしてあげましょう」ということですね。

tag : コミュニケーションスキル アサーション

摂食障害とカウンセリング

摂食障害には、食べ過ぎてしまう過食症と食べなくなってしまう拒食症があります。

摂食障害になってしまう背景には、多くの場合、「大人になりたくない」という「成熟拒否」や母親への愛情飢餓などの心の葛藤があります。

拒食症においては、日本では死亡率が10%もある危険な病であり、まずは体重を増やして体を普通の状態に戻すことが重要となります。

拒食症の人は、ガリガリに痩せていても、太っていると感じる身体像の誤認、体重が増えることに対する強い肥満恐怖があり、痩せていることを認めようとしない傾向があります。

半分くらいの方は、過食症に移行すると言われ、それでもやせていることを維持しようと自己嘔吐や下剤の乱用に走ったりします。

過食症においては、拒食症のように餓死することはないのですが、血糖値や中性脂肪が上昇するなどの弊害が出てきます。
それでも、完全に過食を封じるのは難しいので、現実解としては、お医者さんは、「食べたくなったら、大福一個で我慢しましょう」というような指導をされることが多いようです。

拒食症における痩せていることに対するこだわりは、病気の症状であって、もっと食べるようにという説得には意味がありません。
それよりも大切なのは、本人のつらい気持ちや背景にある心の葛藤を理解してあげることです。

もし、本人が、悩みを打ち明けてきたら、真剣に耳を傾け、今の自分を支えてくれる人がいるという感覚を持ってもらうことが大切です。

なお、摂食障害の方は、「太っている」=「醜い」という自動思考に陥っていることがあります。

多少ふくよかなのは、「個性」であり、「醜い」などというのは考え過ぎだとわかってもらうのも大切だと思います。

tag : カウンセリング 摂食障害

強迫性パーソナリティ障害とカウンセリング

昨日、このブログにたくさん「いいね」を頂いていることに気づきました。
「いいね」して下さった方、ありがとうございます。
書いてて、とても励みになります。

さて、今日は「パーソナリティ障害カウンセリング」のラストとして、「強迫性パーソナリティ障害カウンセリング」について書きたいと思います。

ここでいう「強迫」とは一般的に使われている「脅迫」とはちょっと意味が違います。
別に「おどす」という意味ではありません。

また「強迫(神経)症」と名前が似ていますが、これは別の障害です。


ご参考:強迫(神経)症とカウンセリング


強迫性パーソナリティ障害の方は、

「何事も完全でなければ気が済まない」
「規則や形式といったものに非常に従順」
「頑固で柔軟性に欠ける」

といった特徴があります。

完璧主義の方は、どんなところにも一人くらいはいるものですが、だからと言って、軽率にその人を
「あなたは強迫性パーソナリティ障害だ」などと決めつけてはいけません。

その頑固な完璧主義が度を越して病的に、はなはだしく、会社生活や日常生活に影響を及ぼすようだと障害だということになり、「強迫性パーソナリティ障害」だとされるのです。

例えば、資料作成にあたって、細部にまでこだわるあまりに締め切りに間に合わないといったことがたびたびあり、そのために顧客を怒らせてしまい、出入り禁止になったなどということが、色々な顧客において繰り返されているようであれば、それは、お客様が厳しいのではなく、この障害が疑われるのかもしれません。

強迫性パーソナリティ障害は、遺伝的なので治りにくいとされています。

なので、強迫性パーソナリティ障害の方が、もし僕のところへ来たとしても、あまりお力になれないかもしれません。

でも、このタイプの方は、障害を自覚しているので、その苦しみにカウンセリングで寄り添うことはできるでしょう。

ちなみに強迫性パーソナリティ障害においては、薬物療法も決定打に欠けるようなので、少々やっかいな障害だと言えるでしょう。


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ジャンル : 心と身体

tag : カウンセリング パーソナリティ障害

依存性パーソナリティ障害とカウンセリング

依存性パーソナリティ障害の方は、自分に自信がなく、何事においても他人に頼らずにはいられず、自分のことであっても、人に決めてもらいたがります。

他人の承認や愛情を強く求め、他人の願望と一致して生きようとします。

他人の中に中心があり、自分の中にはありません。

自信がないので、ひとりでいることを恐れ、いつも「人に見捨てられるのではないか」とか「他人に認めてもらえないのではないか」という不安を抱いています。

甘えることを拒絶されたり、頼れる人がいなくなると、うつや不安障害に陥りやすいです。また、ひきこもりになるケースもあります。

治療としては、自分の意見を人前ではっきり主張できるようにする「自己主張訓練」、家族療法(個人はもとより、個人を取り巻く家族関係や家族員全体を対象として行うカウンセリングのこと)、集団療法、ロールプレイを中心とする行動療法などが必要とされていて、これらを通じて、「イエス・ノーをはっきりさせる」ことや「自己主張」ができるようにしていきます。

テーマ : メンタルヘルス
ジャンル : 心と身体

tag : カウンセリング パーソナリティ障害

障害を持つ方、僕の立場の使い分け

うちはカウンセリングルームですから、いろんな心の悩みを抱えた方がやって来ます。

心の病や障害を持つがゆえに、仕事に行ったり、勉学に励んだりすることができず、つらい思いをしている方がいます。

そういう方は、内心では、仕事なり勉強なりをがんばりたいと思っていても、体と心がついてこない感じで、それができずに焦りを感じていることがよくあります。

「一体いつになったら自分は人並みの生活ができるようになるのだろう?」

そんな感じで、本人が悩んでいるのに、周りの人が、それに追い討ちをかけてしまうことも、よくあることです。

「あいつはやる気がないんだ」
「一体、いつになったら復帰するんだよ!」
「出社拒否?そんなもん、ぶん殴って外へ放り出しゃいいんだよ!」

本人の気持ちを理解せず、こんな心ないことを言う人がいるのです。

当然、本人は傷つき、本来の病そのものの悩みの他に、近しい人から理解されないことの悲しみや悩み、怒りを感じるようになります。

そんな時は、僕は、お話を丁寧にお聞きして、悩みを共有します。
何回もお話しているカウンセリングの基本である「傾聴」と「共感的理解」であります。

一方で、心の病や障害を持つ方に、厳しく接することもあります。

病や障害があってもなくても、生きていかなければいけない事には変わりありません。

障害者年金などというものもありますが、生きていくのに十分な金額が支給されるわけではありません。

そこには厳しい「現実」があるのです。

病気があっても障害があっても「働け」というのが国の考え方なのです。

だから、いつかは、自立しなければなりません。

そして、「自立」を諦めるということは、その人は、病気なり障害なりを抱えた人だから、能力が劣る人なんだというふうに自ら認めてしまう行為であるとも言えます。

僕は、そんなふうに諦めたくないし、能力がないと烙印を押すこともしたくありません。

だから、「厳しいようだけど、いつかは、自立しなければいけないんだよ」という話をすることもあります。

悩みに寄り添うことも厳しいことを言うのも、全ては、その方への愛情であることに他ならないのです。

#富士通のリストラ

以前、富士通のリストラについては、一度このブログでも書きましたが、最近、またそのニュースを見かけました。
45歳以上の早期退職者を募集しているのだとか。

富士通の売上は・・・というと、19年3末は3兆9000億円だそう。

僕が在籍していた頃の売上は4兆5000億円前後でしたから、その頃と比べると、およそ15%も売上が減っているようです。

会社の経営尺度として、「従業員一人当りの売上」というのが適切かどうかはわかりませんが、次のような考え方はアリなのかな?と思います。

それは、同じ売上1000万円であっても、従業員1人で稼ぎだした1000万円と従業員10人で稼ぎだした1000万円では価値が違うということです。

当然、従業員1人で稼ぎだした1000万円の方が、価値があるし、人件費等が少ないから、利益も大きくなる訳です。

富士通について言うならば、単純にいうと、売上が15%落ちたのだから、人員も15%減らさないと、一人当りの売上の現状維持はできない訳ですね。

ましてや富士通という会社は、元々効率が悪くて、僕の在籍していた頃も営業利益率は3%あるかないかの会社でした。

ちなみに、アップルなどは営業利益率は20%以上です。

売上が減り、人も減り、だんだんと衰えゆく会社、富士通。

なんかそんな会社に見えてしまって、OBとしては寂しい感じです。





プロフィール

「こころケア」カウンセラー平山靖高

Author:「こころケア」カウンセラー平山靖高
神奈川県川崎市中原区でカウンセラーをやってる平山靖高といいます。
1960年代の生れで、1980年代に早稲田大学を卒業後、富士通に就職。2014年に富士通を退職し、2年間バイトをしながら、カンセリングや心理学を学び、2016年7月にカウンセリングルーム「こころケア」を開業し、現在に至る。
離婚経験があり、現在は独身。ちなみに子供はいません。
詳しい自己紹介をブログ本文に載せているので、是非ご参照下さい。


ビール,音楽(最近のお気に入りは米津玄師のLemon),韓国旅行が好きです。

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