防衛機制-補償-

心を守る仕組み「防衛機制」のうち、「補償」とは、ある分野での劣等感を解消するために、他の分野で優越感を求める防衛機制のことです。

例えば、勉強ができないぶん、スポーツにをがんばるというのは、この補償です。
「勉強ができない」という劣等感を「スポーツができる」という優越感で埋め合わせしようとしたりするわけです。

僕は、高校時代、勉強が苦手な生徒でした。
頭が文系でできているらしく、英語や現国なんかは、あまり勉強しなくてもなんとかなる感じでしたが、数学・物理・化学はからっきりダメでした。
特に数学は全然わからなくて、なぜ留年せずに卒業できたのか、今でも不思議なくらいです(笑)

そんな僕は、勉強とは好対照に、野球(部活)ではがんばっていました。
冬場の練習が休みの時期も、自宅周辺でランニングを欠かしませんでしたし、練習後、家に帰ってからも素振りをやってました。
僕と同じようにやる気のある部員を誘って、早朝、授業が始まる前に、バッティング練習をしていた時期もありました。
ポジションはキャッチャーでしたので、肩を鍛える自主練習もやっていました。

おかげで、高校最後の夏の大会では、都大会でベスト4まで進むことができ、個人的にも、打率3割、盗塁阻止率ほぼ100%を記録しました。
盗塁阻止率は統計をとっていたわけではありませんが、一度も盗塁された記憶がないです。

そんなふうに、野球をがんばっていた僕は、「勉強ができない」という劣等感を野球に打ち込むことで解消していたと考えることができるわけです。

もちろん、当時、僕にそんな意識があったわけではなく、ただ純粋に野球が好きで練習していただけなんですけどね。

僕は野球という「補償」があったおかげで、きっと勉強ができないという劣等感をあまり感じないで済んだのだろうと思います。

防衛機制の中でも、この「補償」は比較的健全な部類に入るんだろうと思います。





テーマ : メンタルヘルス
ジャンル : 心と身体

tag : 防衛機制 補償

プロフィール

「こころケア」カウンセラー平山靖高

Author:「こころケア」カウンセラー平山靖高
神奈川県川崎市中原区でカウンセラーをやってる平山靖高といいます。
1960年代の生れで、1980年代に早稲田大学を卒業後、富士通に就職。2014年に富士通を退職し、2年間バイトをしながら、カンセリングや心理学を学び、2016年7月にカウンセリングルーム「こころケア」を開業し、現在に至る。
離婚経験があり、現在は独身。ちなみに子供はいません。
詳しい自己紹介をブログ本文に載せているので、是非ご参照下さい。


ビール,音楽(最近のお気に入りは米津玄師のLemon),韓国旅行が好きです。

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