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アダアダルトチルドレン(AC)・愛着障害の方が感じている「生きつらさ」とは

アダルトチルドレン(AC)・愛着障害の方とは、「親の愛情が正常に得られなかったため心に傷が残り「生きつらさ」を感じている方」のことですが、では「生きつらさ」とは、具体的には、どんなものでしょうか?

このページでは、当方に実際にやってきた方から僕が伺った話を書いておきます。

(1)自尊心がない。自分はダメな人間だと思っている。

AC・愛着障害の方は、ほぼ全員、「自分はダメな人間なんだ」と信じ込んでしまっています。かなり立派な経歴をお持ちであっても、自分はダメ人間だと信じ込んでしまっています。これは、子どもの頃から、親にほめられたことがなかったり、兄弟と比べて「あんたはダメね」などと長年に渡って否定され続けて育った結果、そのように思い込んでしまうようです。これ自体が「生きにくさ」であるとも言えますが、このことは、更に様々な「生きにくさ」を生む要因となります。


(2)大きなコンプレックスを抱えている

AC・愛着障害の方は「自分はダメな人間」だと思っているため、たいてい大きないくつものコンプレックスを抱えています。
そのため、他人と交流を持つことは、AC・愛着障害の方にとっては、「コンプレックスを刺激されること」を意味するので(常に自分は全ての他人より劣っていると思っているためです)他人と豊かな交流を持つことは望まない方が多いようです。
このことは「コミュニケーションが苦手」という結果に現れますが、もちろん小手先のコミュニケーションスキルを学んだとしても、この問題は解決しません。
「根っこ」にある「自尊心の欠如」の問題を解決しない限り「テクニック」を学んでも意味がないのです。


(3)ほめ言葉を素直に受け取れない

「自分はダメな人間だ」とかなり強く信じ込んでしまっているので、他人からほめられても、素直にその言葉を受け止められないケースがほとんどのようです。
いくらほめてもらっても、その言葉を信じることができず「白々しい」などと感じてしまうようです。
また、全員ではないようですが、異性からの告白も素直に受け取れない方が多いみたいです。
「(本当は)僕の(私の)外見にひかれているだけなんじゃないか?」という感じに受け取ってしまうようです。


(4)表情に乏しい・笑顔がない人が多い

笑顔をみせると、自分のコンプレックスを刺激する存在である他者が近寄ってきてしまうため、笑顔を殺し、無表情て生きることが習慣になってしまっている方も多いようです。


(5)他人に合わせてしまう

他人から見捨てられることや嫌われることを極度に恐れている人が多く、何かと「他人にあわせてしまう」という人が多いようです。
本当は「肉が食べたい」と思っているのに、「寿司でもどう?」と言われると、相手から嫌われたくない一心で「寿司でいいよ!」と答えてしまいます。
その結果、食べたくもないものを食べるはめになり、食事を終えたあとはぐったり、なんてことが少なくないようです。


(6)「NO」と言うことができない

親や兄弟から「盲目的な絶対服従」を強いられて育った結果である場合と「他人から嫌われたくない」という心理が働いている場合があるようですが、とにかく「NO」と言えないとおっしゃる方も多いです。
前者の場合は、親や兄弟などに何か言われると「蛇ににらまれたカエル」のようになってしまい、何も言うことができなくなるようです。


(7)お金に関する感覚に異常がある

「(お金がないので)お前を大学あるいは県外に進学させることはできない」といった類のことを言われた経験をお持ちの方も少なくないです。
特に兄弟で親からの扱いに差別があった場合には、強烈に親を憎んでいる場合があります。
また、幼い頃から「お金・お金」と言われ続けた結果、もう自立していて、自分で稼いだお金なのに、自分の楽しみに使うことに、ある種の「罪悪感」を感じてしまい、結果として「楽しむ」ことが下手になってしまっている方もいらっしゃるようです。
また、「自分ごときが(安い)ユニクロ以外の服を買うなんて許されない」などと考えている方もいらっしゃいました。もちろん、他人からそのように言われたわけではなく、ご自身がそのように感じるようになってしまったということです。


(8)極端な完璧主義

AC・愛着障害の方の親は、「減点主義」の場合が多いようです。
つまり、テストで90点を取ったら普通はほめられるものだと思いますが、そういう親は「この-10点はなぜできなかったのだ!」といって責めたてるようなタイプの親が多いのです。
その結果、言われた子どもの方は、ひたすら完璧を目指すようになるので、そんな習慣が長期にわたって続けば、「完璧主義」になってしまっても不思議ではありません。
周囲の人からは「仕事にミスがない」と信頼されていたりするのですが、ご本人はとても苦しんでいたりします。
また、どんな人だって、常に100点満点ということはあり得ないので、そのことが(1)の自尊心の欠如に結びついてしまうことになります。


(9)「殺して欲しかった・なんで私を産んだのか?」と思っている

AC・愛着障害の方の苦しみは、普通の人の想像を超えています。
僕に「殺して欲しかった」とか「何で私を産んだのか?」などという「嘆き」の言葉を伝えてくる方も少なくないです
前者の方は、自分が難産の結果生まれたと知り、それだったら、その時、助けて欲しくなかったとおっしゃっていました。
後者は、常ずね虐待に遭遇してきているため、「そんなに私が憎く、私をいじめるのなら、そもそもなぜ私を産んだのだ?」と感じるようになるようです。


以上は、全部、僕が実際にお会いしてきた方々のお話であり、真実です。

しかし・・・・

もし、あなたがAC・愛着障害だったとしても、決して絶望はしないでください。
僕のところへやってきたAC・愛着障害の方々の何割かは、いまわしい過去から解放され、笑顔で僕のもとから旅立っていきました。
「全員を助けることができました!」なんてウソは言いません。
でも、だからこそ、僕は、その確率が上がるように学びと改善を続けています。

去年作った僕のセラピーは、僕が実際に実施してみた結果、うまくいかなかった部分などの「改善」をコツコツと積み重ねてきており、たった2年で「もう原型をとどめていない」といってもいいほど姿が変わりました。


その作業に終わりはありません。

僕が、この仕事を続けている限り。

人々が僕のところへやってきてくれる限り。



もうひとつ、お伝えしておきたいことがあります。

AC・愛着障害の中には「安全基地」と呼ばれる、その方に「無条件の愛情」を与えてくれる存在に出会ったことで救われた方も少なくないということです。

実の親が、ご自身が幼い時に亡くなっていたとしても、養父母にめぐまれたため、AC・愛着障害から救われたという例も少なくありません。
養父母ではなく、恋人であっても効果は同じです。

あなたがAC・愛着障害であったとしても、それは恋愛や結婚ができないということを意味するものではありません。

実際、僕のところへやってきたAC・愛着障害の方のほとんどがパートナーや婚約者など、連れ合いがいらっしゃる方でした。

AC・愛着障害だから、恋愛や結婚ができないということは断じてないのです。

そして、その連れ合いが、「無条件の愛情」をあなたに注いでくれる存在なら、それだけで、あなたは救われる可能性があるのです。
もちろん、その場合には、僕のセラピーも必要ありません(笑)


もし、あなたがAC・愛着障害で、僕のことが気になったのなら、いつでも連絡を下さい。
いつでも、最大限の誠意であなたをお迎えする用意が僕にはあります。
もし、あなたが、うちへ来てくださるのなら、1回目は料金も頂きません。
それは、どんな方にも、気軽に相談に来て欲しいという僕の気持ちの現れなのです。

テーマ : メンタルヘルス
ジャンル : 心と身体

tag : アダルトチルドレン 愛着障害

僕の「愛着スタイル」

僕のルームでは、最近、「愛着スタイル」テストを導入して、お客さんたちに実施してもらっています。

このテストをやってもらうと、その方の愛着スタイルやその生きづらさの「深さ」がわかり、「生きづらさ」の詳細を把握することができるからです。

ちなみに、このテストは、医師の岡田尊司という方の本に掲載されているもので、信頼できるものです。
実際、うちのお客さんたちにやってもらった結果では、皆さん結構高スコアが出るので、

「あ~、やはり悩みが大きいから、カウンセリングルームになんか、わざわざやって来てくれるんだな」

と、納得の結果が出ています。

で、僕自身も、このテストをやってみました。

その結果は、

■安定型愛着スコア:13
■不安型愛着スコア:4
■回避型愛着スコア:9

でした。

一番スコアの高いスタイルが、その人の基本的な愛着スタイルなので、僕の基本は「安定型」であると言えます。
このことは、僕が親の愛情を受けて育ったということを示しています。

一方、僕は回避型愛着スコアが「9」もあるので、「回避型」の要素もかなり持っていることになります。
5以上スコアが出ている場合、「その要素も無視できない」とされているのです。
ちなみにに15以上のスコアは、かなりその要素強いことを示します。

「回避型」というのは、「愛情が得られなかったら辛い思いをするから、そもそも、そんなものは避けてとうろうとする傾向を持っている」という愛着スタイルです。

わかりやすくいうと、「告白してふられるのが怖いから、そもそも恋愛から逃げてしまうようなタイプ」と言えばよいでしょうか。
しかし、ご本人には「逃げている」という意識はないはずです。
そもそも、ご本人には「そういうものには興味がない」というだけの話であって、別に「逃げてる」わけではなく、まわりからみると、そのように見えるだけのことです。

実際、回避型が「9」の僕にも思い当たる節があります。

ぼくは、時々、友達のごく小さなライブに行くのですが、そうすると、同席している知らない方が結構話かけてきます。
そのライブは、基本的に僕の友達の関係者しか来ていないので、「友達の友達は友達」という感覚で話かけてくるんだろうと思います。
でも、そのことは、僕にとっては、うっとうしいだけです。
僕は「友達のライブ」だから参加しているだけで、別に「友達を増やそう」とか全く思っていないので、主催者の友達にまで興味はありません。
僕は、単に「僕の友」に会いに行っているだけなのです。

僕のそういう感覚は「回避型」の要素が強いからなんじゃないかな?と思います。

まわりの方からすると、

「とっつきにくい」とか「孤独な人」という感じがするかもしれませんが、僕自身は、それが普通で心地よいからそうしているだけなのです。

ただ、「回避型」は僕の「サブスタイル」ですから、例外もたまにあるようで、前回のライブでは、たまたま僕の隣に座った少年(中学1年生)と妙に話が弾み、とても楽しかったです。

また、僕は、うちのルームへやってくる相談者の方々とお会いするのを、いつも、とても楽しみにしています。
職業としてお会いしているので、「友達になるのではない」というのが、逆に、「逃避型」を持っている僕には心地よいのかもしれません。

そういう、心理テストではわからないことが起こるというのも、やはり、僕が「人間だから」なんでしょうね。

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tag : アダルトチルドレン 愛着障害

アダルトチルドレン(AC)・愛着障害の有名人

アダルトチルドレン(以下AC)」という言葉と「愛着障害」という言葉の意味するところは同じですが「障害」などと言われると、なんだか「能力が劣っている人のこと」という感じがしてしまうかもしれませんが、もちろん、そんなことはありません。
下記の人々はみなAC・愛着障害の方なのだそうです。
(「愛着障害-子ども時代を引きずる人々」岡田尊司著より引用)

■オバマ前大統領
シングルマザーで、大学院にも通っていた母親は忙しく、彼をあまりかまってくれなかったのだそうです。
彼は「優等生」ではあったが、ドラッグやアルコールに依存した時期があったのだそうです。

■クリントン元大統領
母親に対してはとても従順だったが、それ以外の女性に対しては支配的で、うまく利用したり搾取しようとしたそうです。
母親に支配されて育った人の場合、母親には従順だが、思い通りになる存在を見つけるとその人を支配しようとする傾向がよく見られるのだそうです。


■川端康成
作家の川端康成の父親は彼が2歳にならないうちに亡くなり、それから1年もしないうちに母親も亡くなったのだそうです。
この別れが彼を愛着障害としてしまったそうです。
ちなみに彼は「回避型」だったそうです。


■ジャン・ジャック・ルソー
彼の母親はルソーの誕生直後に亡くなった。
彼の幼い頃の「いたずら」は、少し常軌を逸しており、「食べ物の入った鍋にこっそり小便をしたりした」のだそうです。
このような「度を越したいたずら」は愛着障害の子どもに典型的なのだそうです。


■夏目漱石
夏目漱石は、養育者が転々と変わるという体験をしており、「回避型」の愛着障害を大人になっても引きずっていたという。


■その他のAC・愛着障害の有名人
太宰治・ヘミングウェイ・谷崎潤一郎



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tag : アダルトチルドレン 愛着障害

愛着障害の克服

皆さんは「愛着障害」というものをご存知でしょうか?

僕は、今年になるまで知りませんでした。

愛着障害」という概念を最初に、うちに持ち込んだのは、今年の5月頃、うちへACのセラピーを希望してやってきたお客さんです。
その時は、「愛着障害」という言葉は聞きましたが、その時点では、僕は、あまり気にとめていませんでした。

そして、9月になって、別のお客さんが、本を3冊持参してうちへやってきて、僕に「読んで欲しい」と言いました。
その中の一冊が、「愛着障害 子ども時代を引きずる人々 」岡田 尊司 (著)という本でした。

わずか半年の間に「愛着障害」という言葉が、2人の方から僕に伝えられたことと、その本を読んで、少し「感じる」ものがあったので、今、「愛着障害の克服」という本を読んでいる最中です。

愛着障害というのは、子ども時代に、親の愛情を得られなかったために、大人になって、様々な生きづらさを抱えている方達のことをさすようです。

つまり、概念そのものは、アダルトチルドレン(AC)とほぼ同じです。

概念はACも愛着障害もほぼ同じですが、この本の著者で、精神科医である岡田 尊司が著書で述べている「対処方法」は、当方がACの方向けに行っているセラピーとは、全くアプローチが異なります。

当方のアプローチは、ご本人のこころに直接働きかけ、その方を過去の呪縛から解き放すというものです。

これに対して、岡田 尊司氏のアプローチは、「親から愛情を受けられなかったのなら、親以外が「安全基地」になればよい」というもののようです。

「安全基地」とは、親とか親代わり(養父や養母など)のことで、簡単に言うと「その人にとっての、こころのよりどころ」みたいなもののことです。

つまり、「親の愛情が得られなかったのなら、親以外からそれが得られれば、その人は苦しみから解放される」ということのようです。

で、どうやったら、その「安全基地」になれるのか、というところを今、読み進めています。

うちは、ACにフォーカスした活動を行っていますが、当方のAC向けセラピーに、岡田 尊司氏のアプローチを取り入れることで、間違いなく「親の愛情を得られず、生きづらさを感じている人たち」を救済する方法の「幅」が広がることになるのだろうと思っています。

今は、まだ、この程度のことしか書けませんが近日中に、具体的に、はっきりとしたことを発表したいと思っています。

テーマ : メンタルヘルス・心理学
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tag : 愛着障害 アダルトチルドレン

プロフィール

「こころケア」カウンセラー平山靖高

Author:「こころケア」カウンセラー平山靖高
神奈川県川崎市中原区でカウンセラーをやってる平山靖高といいます。
1960年代の生れで、1980年代に早稲田大学を卒業後、富士通に就職。2014年に富士通を退職し、2年間バイトをしながら、カンセリングや心理学を学び、2016年7月にカウンセリングルーム「こころケア」を開業し、現在に至る。
離婚経験があり、現在は独身。ちなみに子供はいません。
詳しい自己紹介をブログ本文に載せているので、是非ご参照下さい。


ビール,音楽(最近のお気に入りは米津玄師のLemon),韓国旅行が好きです。

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